脳梗塞ってどんな病気?原因や予防方法は?

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脳梗塞ってどんな病気?原因や予防方法は?

片頭痛持ちの方は、頭痛がない方と比較して、脳梗塞になるリスクが7倍~25倍になるという紹介をしました。
詳しくはこちらです→片頭痛持ちは将来脳梗塞になりやすい

ただ、「脳梗塞」という病名は知っていても、どんな病気かわからないという方のために、脳梗塞について、以下の流れで詳しく調べてみます。

  1. 脳梗塞とは
  2. 脳梗塞になる原因
  3. 脳梗塞による死亡率
  4. 脳梗塞による後遺症発生率
  5. 脳梗塞の再発率
  6. 脳梗塞の予兆
  7. 脳梗塞を予防するために

1.脳梗塞とは

脳梗塞とは、脳の動脈が詰まり、そこから先の血流が途絶えて、脳の一部が損傷する病気です。

脳梗塞は脳血管障害(脳卒中)の1種であり、脳血管障害はがん、心疾患に次いで日本人の死亡原因第3位に位置しています。

日本での脳梗塞の患者数は約133万人(死者は含みません)にも上る、非常に身近な病気です。

※脳血管障害(脳卒中):脳血管障害には、脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の血管が破れる脳出血・くも膜下出血があります。


2.脳梗塞になる原因

脳梗塞=脳の血管が詰まる病気です。

脳の血管が詰まる原因には、以下のものが挙げられます。

片頭痛
片頭痛が起きると、脳の血管の周りの神経に異常な炎症が生じます。
そのため、頭痛が起こるたびに、脳血管に小さな損傷ができてしまいます。

その損傷が積み重なってくると脳血管がもろくなり、血液を送り出すことが難しくなり、脳の血管が詰まります。

高血圧
高い血圧が掛かっているということは、血管に対しても常に強い負荷が掛かっていることを意味します。高血圧に耐えるために、血管壁が厚くなりますが、この時、強度と引換に血管の柔軟性は失われていきます。

血管の柔軟性が失われると、血液を満足に送り出せず、脳の血管が詰まってきます。

脂質異常症(高脂血症)
脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪が増加した状態です。

血液中に脂質が増えたまま長い期間を過ごすと、増えた脂質が血管の内側に少しずつたまって、血管の中にかたまりを作っていきます。そして血液の流れが滞ってしまい、血管が詰まります。

不整脈
心臓の不整脈(心房細動)を持つ人は心臓内の血液が淀んで、血栓ができやすくなり、脳の血管が詰まります。


3.脳梗塞による死亡率

脳梗塞が原因で死亡する人の割合は約15%です。この死亡率は高齢者であるほど高くなります。


4.脳梗塞による後遺症発生率

脳梗塞を発症した人のうち、重度の後遺症が残る人の割合は、約50%です。
脳梗塞は死亡率よりも、重度の障害が残る確率のほうが高い、非常に厄介な病気です。


5.脳梗塞の再発率

一度脳梗塞になると、20?30%程度の人が、3年以内に再発します。

脳の細胞は、一旦損傷してしまうと、再生が期待できなくなります。
そのため、脳梗塞は再発をするたびに症状が悪くなっていくという性質があります。


6.脳梗塞の予兆

脳梗塞が発症する前には、以下のような初期症状が見られることがあります。

顔や言葉の症状 手や足の症状 目の症状

このような症状があらわれた場合、速やかに医療機関で受診されることをおすすめします。



7.脳梗塞を予防するために

魚の油(脂肪酸)に含まれるEPAには、コレステロールや中性脂肪を減らし動脈硬化を予防する作用、そして血液が凝固するのを防ぎ血栓を予防する効果があり、脳梗塞の予防にとても効果があります。

同じく魚の油に含まれるDHAには、EPAと同様にコレステロールや中性脂肪を下げ、動脈硬化を予防する作用のあることも判明しています。

実際、魚をたくさん食べる方ほど脳梗塞にかかりにくいことも分かっています。

ただし、魚を食べる場合は焼いてしまうと成分が消えて行ってしまいますので、生で食べる必要があります。

また、魚を食べる量に対して、DHA・EPAの含有量が少ないため、サプリメントでの摂取が手軽でオススメです。

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